2013年07月21日
零黒抜き恐山(その2・岩場地帯へ)
さて恐山へ入ってみると
もう閉門2時間前の夕方4時ごろのせいか、
私たち二人だけでした。貸し切り恐山!!…Σ(゚△゚;
場所柄、へんな汗も滲んできましたが、
なんとか閉門前に辿り着けた安堵感でホッとしました。
以前訪れたとき、とても清々しい晴天で、
今回は雰囲気タップリの曇天・・・を
期待してましたが、再訪の今日も
旅行中最高の好天気(;´▽`A``
しかしもうだいぶ日が傾いて、
周りを囲んだ山々の影に包まれ掛けていて
無数の岩山も濃い影を作っていました。
山門をくぐって右側にイタコさんの小屋が
ひとつありました。
ここへ来る途中、零父が生まれてすぐ
遠方で会うことなく亡くなった
母方のおじいちゃんを呼んでほしい…なんて
言ってましたが、小屋を見るなり、
「頼んでみようか」と言い出しました。
おじいちゃんとはいえ会ったことが
ないのなら呼んでもらっても
つまりお互い初対面だし、アンタ誰?ってことに
なるんでは…と思ったけど、
零父の純真な気持ちを踏みにじっては
いけないと思い直して、私も賛成することに。
でも、もっとよく調べてからの方が
いいかな…と突然弱気になる零父。
ここでそんな話になったのも
なにかの縁かもしれないし、
思い切って頼んでみたら?と勧めてみる。
ところが致命的なことに呼んでもらうのに、
必要だと聞いていたおじいちゃんの命日を
知らないというf^_^;
挙げ句「あっ、オレの生まれた2週間後だ!!」
とか、曖昧なことを確信ありげに言い出すぅ〜(-'`-;)
(↑どこのダンナもこんなですか?)
そんなテケトーでええんか!?
ちなみに間違えて違う人が
来ちゃう場合もあるらしい。
実家に電話して確認しようとしたが、
ここは無電波地獄?なので通話不可。
まぁ電話が掛からなかったのも
また縁でまだその時じゃないのだろう。
さて本殿への参拝を済ませ、
その裏のお不動さんにお参りしたあと、
荒涼とした岩場地帯へ。
閉門時間を気にしていたが、
案内図を見ながらざっと見渡すと、
敷地は意外に小さく30分もあれば、
軽く拝観を終えられそうだった。
若い時に来たときは、確かに周り切れないくらい
広大に感じたのに…。
あっちの世界に近づくたびに
だんだん小さく感じるのかもしれない。
ちょうど2名の個人客と10名ほどの
団体客が2組ほど入って
人の気配にホッとする。
賽の河原辺りで団体さんに追い付き、
風に乗ってガイドさんの声が
かすかに聞こえた。
「…亡くなった縁者に手拭いと草履を
持たせるんです。今日みたいな暑い日は
亡くなった方も暑いでしょうから…」
見るとこんもりと緑の茂る小さな山が
2つ並んでいて麓の辺りに
いくつも手拭いが結び付けてある。
日が傾いて出来た薄暗がりの茂みの中に
無数の手拭いが不規則に白く映えて
まるで誰かがひっそりと佇んで
生者をじっと見つめているようだった。
ああ、そうか。手拭いか。
私も持ってくればよかったなぁ。
風車持って来ちゃったよ…。
私の縁者のみなさん、気が利かなくて
本当にごめんなさい…次は絶対持ってくるね。
(もう閉まってましたが、手拭い、草履、風車は
山門外の売店にも置いています)
宇曽利湖の浜辺に真新しい
震災で犠牲になった方の冥福を祈る
お地蔵さんが立っていました。
零父と鎮魂と希望、2つの鐘を鳴らして
冥福を祈らせてもらいました。
持ってきた風車はここにお供えしました。
背後から宇曽利湖へ吹く強い風を受けて
キラキラ勢いよく回っていました。
※画像3枚アプリやカメラの効果で加工してみました。
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もう閉門2時間前の夕方4時ごろのせいか、
私たち二人だけでした。貸し切り恐山!!…Σ(゚△゚;
場所柄、へんな汗も滲んできましたが、
なんとか閉門前に辿り着けた安堵感でホッとしました。
以前訪れたとき、とても清々しい晴天で、
今回は雰囲気タップリの曇天・・・を
期待してましたが、再訪の今日も
旅行中最高の好天気(;´▽`A``
しかしもうだいぶ日が傾いて、
周りを囲んだ山々の影に包まれ掛けていて
無数の岩山も濃い影を作っていました。
山門をくぐって右側にイタコさんの小屋が
ひとつありました。
ここへ来る途中、零父が生まれてすぐ
遠方で会うことなく亡くなった
母方のおじいちゃんを呼んでほしい…なんて
言ってましたが、小屋を見るなり、
「頼んでみようか」と言い出しました。
おじいちゃんとはいえ会ったことが
ないのなら呼んでもらっても
つまりお互い初対面だし、アンタ誰?ってことに
なるんでは…と思ったけど、
零父の純真な気持ちを踏みにじっては
いけないと思い直して、私も賛成することに。
でも、もっとよく調べてからの方が
いいかな…と突然弱気になる零父。
ここでそんな話になったのも
なにかの縁かもしれないし、
思い切って頼んでみたら?と勧めてみる。
ところが致命的なことに呼んでもらうのに、
必要だと聞いていたおじいちゃんの命日を
知らないというf^_^;
挙げ句「あっ、オレの生まれた2週間後だ!!」
とか、曖昧なことを確信ありげに言い出すぅ〜(-'`-;)
(↑どこのダンナもこんなですか?)
そんなテケトーでええんか!?
ちなみに間違えて違う人が
来ちゃう場合もあるらしい。
実家に電話して確認しようとしたが、
ここは無電波地獄?なので通話不可。
まぁ電話が掛からなかったのも
また縁でまだその時じゃないのだろう。
さて本殿への参拝を済ませ、
その裏のお不動さんにお参りしたあと、
荒涼とした岩場地帯へ。
閉門時間を気にしていたが、
案内図を見ながらざっと見渡すと、
敷地は意外に小さく30分もあれば、
軽く拝観を終えられそうだった。
若い時に来たときは、確かに周り切れないくらい
広大に感じたのに…。
あっちの世界に近づくたびに
だんだん小さく感じるのかもしれない。
ちょうど2名の個人客と10名ほどの
団体客が2組ほど入って
人の気配にホッとする。
賽の河原辺りで団体さんに追い付き、
風に乗ってガイドさんの声が
かすかに聞こえた。
「…亡くなった縁者に手拭いと草履を
持たせるんです。今日みたいな暑い日は
亡くなった方も暑いでしょうから…」
見るとこんもりと緑の茂る小さな山が
2つ並んでいて麓の辺りに
いくつも手拭いが結び付けてある。
日が傾いて出来た薄暗がりの茂みの中に
無数の手拭いが不規則に白く映えて
まるで誰かがひっそりと佇んで
生者をじっと見つめているようだった。
ああ、そうか。手拭いか。
私も持ってくればよかったなぁ。
風車持って来ちゃったよ…。
私の縁者のみなさん、気が利かなくて
本当にごめんなさい…次は絶対持ってくるね。
(もう閉まってましたが、手拭い、草履、風車は
山門外の売店にも置いています)
宇曽利湖の浜辺に真新しい
震災で犠牲になった方の冥福を祈る
お地蔵さんが立っていました。
零父と鎮魂と希望、2つの鐘を鳴らして
冥福を祈らせてもらいました。
持ってきた風車はここにお供えしました。
背後から宇曽利湖へ吹く強い風を受けて
キラキラ勢いよく回っていました。
※画像3枚アプリやカメラの効果で加工してみました。
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